シリカスターのよくあるご質問

どのように散布しますか。

葉面散布、もしくは、灌水で施肥します。
作物によっては、ケイ酸を吸収しやすい作物(ケイ酸植物)と、ケイ酸を吸収しにくい作物(石灰植物)がありますので、その特性に合わせた施肥が効果的です。

農薬との混用はできますか。

500倍~1,000倍希釈での農薬との混用は可能ですが、強アルカリ性の農薬とは混用しないでください。
農薬を混用する場合、
水 (→ 展着剤 ) → 農薬 → シリカスター
の順で混用ください。

ドローンでの散布はできますか。

ドローンや無人ヘリでの空中散布が可能です。水稲の場合は、シリカスター原液100~150mL/10aが標準施用量です。
農薬と混用する場合には、高濃度になりますので、事前に農薬との混用に問題がないか確認ください。
また農薬と混用した散布液は、速やかに散布してください。

原液のpHが2なので、土壌が酸性に傾いたり、葉が焼けたりしませんか。

シリカスターの原液はpH2ですが、1,000倍希釈では希釈に用いた水のpHに近づきます。

【シリカスターの希釈倍率別pH】
シリカスター原液:1.8
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500倍希釈 : 6.0
1,000倍希釈 : 6.4
2,000倍希釈 : 6.7
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希釈水 : 6.8

使用期限はありますか。

シリカスターの使用期限は、製造後8ヵ月です。製造日は、容器に製造日ラベルを貼っています。
基本的には、製造から1ヶ月以内の商品を発送しています。

なぜ使用期限があるのですか。

シリカスターのケイ酸は、植物も最も吸収されやすいとされる”オルトケイ酸”が主成分です。
オルトケイ酸は、植物に吸収されるとケイ酸同士が結合して、細胞を強固なものにしますが、シリカスター中のオルトケイ酸も、時間の経過と共にケイ酸同士が結合して、液体から徐々にゲル化してゼリー状になります。
日の当たらない場所で保管した場合、おおよそ8ヵ月を経過した頃から液体が粘性を帯びてきますので、早めにお使いください。

使用期限までに使い切りそうにありませんが、どうすれば良いですか。

ケイ酸同士の結合(ゲル化)は、高温によって促進されます。8ヵ月以内に使い切れない場合には、冷蔵庫で保管いただくと、ゲル化までの時間を延長する事ができます。8ヵ月で使い切れるか分からない場合には、購入後早めに冷蔵庫へ保管ください。
冷蔵庫で保管する場合には、誤飲しないよう十分にご注意ください。